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2011-09-16

アンテナケーブル加工

UbuntuでPT2(1/5)にて紹介したS-5C-FBアンテナケーブルとF型コネクタですが、
実際買ってみると素人には加工がなかなか難しかったのでコツをメモしておきます。
相当数失敗しました・・・。なれると確かに簡単なのですが。


作業の詳細な説明は、ネット上に動画や解説がたくさん転がっているので割愛。
ここでは、アサヒデンキで購入した
ケーブル"S5CFB(C)BK"とF型コネクタ"FP5E"
に特化したことをメモします。

1本作るのに30分以内といったところでしょうか?


2重シールド5C同軸ケーブル S5CFB(C)BK
2重シールド5C同軸ケーブル S5CFB(C)BK
価格:105円(税込、送料別)

まず準備物
  • ケーブル
  • F型コネクタx2 (両端子につける必要があるため)
  • カッターナイフ
  • できればラジオペンチ、なければハサミ
  • 作業台としてのダンボール紙など
  • タオル (端子をはめ込む際の滑り止め)

FP5Eは特殊な加工道具は不要なので、一般家庭にありそうなものだけで足ります。
一番重要なのは慣れ(力加減)でした。

まずはさらっと説明書を読みましょう。
楽天の商品ページにFP5Eの取付説明書というリンクがあるのでそれを確認します。

ではケーブルの構造をおさらい。
S5CFBケーブルは4層の膜と銅線で成り立っています。

1層 表面の黒い膜、柔らかい
2層 銀色の金属の線で編まれた膜、結構硬い
3層 アルミ箔の膜、紙の薄さ
4層 白色の絶縁体、柔らかい
そして銅線、それなりに硬いが曲がりやすいので注意

先端近くは銅線を残して除去、端子の胴部分はアルミ箔までを残して除去します。


では順を追ってポイント解説
1. 端から7mmのところと、そこから6mmのところにカッターナイフで切れ目を入れる
説明書通りのサイズです。7mmに関しては最後にカットで調整できるため、長い分には困らないと思います。

2. 7mmのところの黒い膜をカッターナイフで除去する
台にケーブルをおきカッターナイフを当てる、その状態で力を入れてケーブルを回転させるといい感じに黒い膜に切れ目を入れることができます。
この際、力を入れすぎると銀色の膜どころか銅線まで傷つけてしまいますが、銀色の膜は結構硬いのでそうそうそこまでいきません。
最後は回したりしながら引き抜くと良いです。多少切れ目が足りなくても綺麗に引きちぎれます。

3. 白い絶縁体を切らないように、銀色の膜をカッターナイフで除去する
黒い膜と同様の切り方で基本的にはOKです。但しそれなりに力を入れないと切れません。
切れるときはプツンプツンと感触があるので、切れた瞬間に力を弱めないと絶縁体まで逝ってしまいます。(絶縁体はいいけどその奥の銅線が傷ついてしまう)
多少銀色の線が残った状態で辞めるのが吉です。
それ以上やると銅線が傷つくおそれがあり、この先はラジオペンチで除去します。


4. 残った銀色の線をラジオペンチで除去する
一本残さずラジオペンチで根元から切り取ります。
銀色の線を摘む際、アルミ箔をうっかり剥がしたりしないように注意します。

5. 白い絶縁体をカッターナイフで除去する
やはり黒い膜と同じような方法で切れ目を入れます。
絶縁体はかなりヤワいので、ケーブルを手で持ちながらカッターナイフを動かして切ってもいいと思います。
銅線を切らないように注意。
黒い膜と同じように、多少切り残しがあっても回しながら引けば綺麗に引きちぎれます。

6. 7mmのあとの6mmのところの黒い膜をカッターナイフで除去する
7mm箇所の除去と同じです。
但し、銀色の線を傷つけてはいけないので力を加減します。


7. 銀色の線を折り返す
詳しくは各種サイトの絵や動画を参照です。
調べてみたのですが、なぜ折り返す必要があるかはどこでも触れられていませんでした。
ただ、すべてのサイトで折り返すように言われているので、折り返すのが無難でしょう。
この時、綺麗に折り返すのではなく、折り返した先の黒い膜との角度が45度くらい開いた状態で止めておくと成功率が高かったです。

8. FP5Eを先端にとりあえず装着する
内部の枠を通す時にアルミ箔を折らないように、ちょっとずつ慎重に穴を通します。
通す前にアルミ箔が剥がれかけていた場合は指でペタペタ貼りつけておきます。
通すとき、上から見ながらゆっくり通せばまず折れません。
とにかく確実に通すことが重要です。
軽く引っかかって、手を離しても落ちないくらいまで挿したら一旦力を緩めます。

9. FP5Eを注意深く、深く装着する
こっから成否が分かれます。正念場です。
軽く刺した状態の端子を、ゆっくり力強くハメていきます。
ケーブルの絶縁体が、端子の表側の中の縁まで刺されば成功です。
失敗した場合は、軽く刺した状態のところからそれ以上刺さりません。
これでも一応テレビはみられるようですが、個人的には失敗扱いとしました。
また、力をいれる際に銅線を曲げないように注意です。
どうしても入らないとき、タオルを使って力いっぱいさしてみるのもいいかもしれません。


10. FP5Eの外側を上にずらした状態で、銅線が1mm出た状態までラジオペンチで切断する
この時、銅線の切り口が斜めになるのがよいそうです。
あまり短いと失敗したときにどうにもならないきがするので、
短いよりかは長いほうが調整がきいて良いと思います。

以上です。
1mで200円くらいなのはお得でした。
ついでに、端子をL型に曲げる端子もいくつか持っておくと便利でした。
S5CFBのケーブルは太くて取り回しがしづらいですからね。





次に失敗したときに端子を外す方法について。
レビューを見ている限りは一度つけたら外せなかったようなコメントがありましたが、
頑張れば外せたのでその記録もメモしておきます。
まぁかなり力と根気。

準備物
  • 失敗ケーブルF型端子付き
  • 精密ドライバ (マイナスが良さそう)、まぁ細ければ良いです
  • ラジオペンチ
  • カッターナイフ
  • タオル (端子をはめ込む際の滑り止め) 
 1 ラジオペンチで端子から出ているケーブルの長さを2~3cmくらいまで切る
長いと次の工程で力が必要です。逆に短すぎるとその先の工程で力と時間が必要です。

2. 端子の先から精密ドライバを銅線沿いに刺し、銅線+絶縁体+アルミ箔だけをケーブルから抜く
ドライバを先から刺すと、いい感じに絶縁体が抜けます。端子には銀色の膜から上が残った状態になります。
うまく抜けないときはケーブルの切った側を短くしたり引っ張ったりして、なんとか抜きます。
(5本くらいやりましたが、つまり10回くらいは困難はあってもすべて成功しています)

3. ケーブルの切った側の黒い膜をカッターナイフで縦に長く割く
端子のギリギリから一直線に割きます


4. 割いた切れ目から精密ドライバを銀色の網目に刺し、銀色の網目を引っ張り出す
こっからは殆ど力作業です。網目の間にドライバを引っ掛けて、力で端子とケーブルを離します。
方向を調整したり、ドライバを引っ掛ける位置などを変えていくと、いい感じに網目が抜けます。たいていは黒い幕の筒が残りますので、最後にその筒を端子からスポッと抜きます。


以上が、失敗したケーブルから端子を除去し、再度使えるようにするための手順です。


この方法で作ったケーブルですが、全く問題ありませんでした。
信号強度も、数千円で買ったケーブルと遜色ありません。
ただ一本だけ、角度によっては信号が途絶えてしまうモノができてしまいました。失敗原因は不明です。

注意:本来ケーブルを自作する場合は、テスター(数万円?)でケーブルがショートしていないかなど調べる必要があるそうです。火事を気にする方は大人しく加工済みのケーブルを購入したほうが良いかもしれません。





2重シールド5C同軸ケーブル S5CFB(C)BK
2重シールド5C同軸ケーブル S5CFB(C)BK
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2011-08-20

RDで録画した番組の暗号化を解除する?

2chに面白いネタがあったのでまとめてみました。

TOSHIBAのDVDレコーダーには最近はUSB-HDDがつくようになっているのですが、
それを使って地デジにかかる暗号化を解除しようというものらしいです。
ちょうどうちはRD-S1004Kという製品を使っているので非常に興味深い記事でした。

手順としては
1.番組を録画
2.番組をUSB-HDDに移動
3.USB-HDDをLinuxに繋げて、番組のコピー禁止フラグをOFF
4.番組をUSB-HDDから内蔵HDDに移動
5.番組をDLNAプロトコル経由でPCにダウンロード
6.番組からProtected Content Packetヘッダーを削除
だそうです。

概要としては、
本来、TOSHIBAのDVDレコーダーはDTCP-IPで暗号化されたものを配信するDLNAサーバー機能を有していて、暗号化された番組しか配信できません。それをゴニョゴニョすると、暗号化されていないファイルが配信できる。しかし、本来は暗号化したものしか想定されていなくて、ちょっとしたゴミがついているので、最後にそれを取り除く。という流れです。


ポイントを解説
3.USB-HDDをLinuxに繋げて、番組からコピー禁止フラグをOFF
USB-HDDをLinuxから見ると、Linuxで読めるファイルシステムになっているそうです。
それをそのままマウントし
/media/UDF Volume/DVD_HDVR/HR_MANGR.IFO
というインデックス?ファイルを書き換えることになるそうです。

0x04DA番地にある0x2C値を=>0x24に書き換える。
この値はタイトル毎にあるようで、その場合は同ファイルの
0x20 0x2C 0x23 と続いた値があれば 0x20 0x24 0x23 に無条件に書き換えることで対処できるそうです。

さらに今度は、動画本体のコピー禁止フラグもOFFにします。
/media/UDF Volume/DVD_HDVR/HDVR_SOB/*.SRO
というのが動画本体で、
SROファイルの構造は
000000-00007F 東芝ヘッダ
000080-007FFF (データA)
008000-00807F 東芝ヘッダ
008080-00FFFF (データB)
010000-01007F 東芝ヘッダ
010080-01FFFF (データC)
となっていて、東芝ヘッダからみたオフセット0x1C番地にある0x40値を=>0x00に書き換えるそうです。
東芝ヘッダは1つのファイルに複数ある(?)そうで、それらすべてを書き換える必要があるようです。

この時点でコピーフリーな番組ができあがるようです。


4.番組をUSB-HDDから内蔵HDDに移動
これは必須だそうで、この段階でおそらく暗号化が解除されているんじゃなかろうかと言われていました。
これをやらずにPCにダウンロードしても、暗号がかかっていて見られないそうです。

5.番組をDLNAプロトコル経由でPCにダウンロード
これは、WindowsのRDLNAというクライアントソフトウェアを使うとよいようです。
このソフトはDTCP-IPには対応していませんが、暗号化されていないファイルなので問題ありません。

6.番組からProtected Content Packet情報を削除
この状態でも、PS3だと閲覧可能らしいですが、たいていのプレイヤーではノイズが発生したり強制終了したりします。
ファイルからある情報を削除する必要があります。
ここにかかれた情報をもとに削除するといいらしい。


以上です。

おまけ
DVDレコーダーの設定が必要です。

設定メニュー→ネット機能設定→イーサネット利用設定
・利用するを選択
・本体名を控える→DLNAクライアントで使用
・本体ユーザー名パスワードを指定する
・ダビング要求=受け付ける
・グループ名とグループパスワードはWindows機のワークグループ名と同じ値にする
・ネットdeレック/サーバー設定=使う

よくあるエラー
「再生できませんでした」
詳細:USB-HDDをRDに戻したあと、USB-HDDに関する移動ができなかったり再生ができない。
原因:USB-HDDを抜く前にUSB→HDDの切り替えをしていない。
対応:USB→HDD→USBかRD再起動。

「コピープロテクションを検出しました」
詳細:IFO/SROの編集が終わったあと、USB-HDDからRDへデータを戻すときに発生。
原因:SROにコピープロテクションフラグが残っている。
対応:SROの全東芝ヘッダのコピープロテクションを除去する。

DTCP-IPとDLNAについて
DLNAはメディアサーバー機能のプロトコル。
それを暗号化する方式がDTCP-IP。(はっきり言及した情報ないので不正確)
単なるDLNAのクライアントは各OSにいくつか存在するが、
DTCP-IPに対応したクライアントは無償では存在しない。
たいていはメーカーPCを買った際についてくる。あとはPS3。
個人で新規に入手するには
DiXiM Digital TVくらいしか選択肢が無い(あとはCyberLink SoftDMAも・・・?)
これはWindows用で、LinuxやMACだと無いと思う。




地デジ化

アナログテレビが終わりまして・・・って関係なく、引っ越したら自分の部屋にアンテナ端子がなかったので室内アンテナを購入しました。その経緯をメモしておきます。


隣の部屋にはアンテナ端子あるのですが、端子のある壁がうちの部屋の逆側で、相当長いケーブルを這わせる必要がありました。見栄えが悪くなるので嫌だなと思っていたらネットで室内アンテナなるものを発見しました。
窓に置かないと難しい、ブースターが必要かも、ということで、今までテレビ機器について興味がなかったのでよくわからず色々調べましたよ。


アンテナ
地デジはUHFアンテナとよばれるものが必要です。
室外用・室内用・室外室内兼用があります。
室外用は魚の骨みたいなのがよくありますが、最近は平らな箱型のものもあります。
その場所の電波の強さに応じて、アンテナの感度がわかれており、それによって値段が変わります。
感度は「素子」数で表されることが多いようです。

(室内アンテナしかみてませんが)室内のような電波の弱いところに設置する場合は指向性のものが多く、電波塔に向かってアンテナを向ける必要があります。
電波塔と電界はここで調べられます。

電源を必要とせず、必要なアンテナはテレビ機器などからアンテナケーブルを通じて供給されるようです。


ブースター
アンテナで拾った信号を増幅するそうです。
ケーブル通過・電波分配などによって信号が減衰するとテレビ機器で使い物になりません。
そこでアンテナで拾った信号を増幅します。

一番効率よいのはアンテナから直接ブースターを通すことで、アンテナとブースターの間に分配器などを挟むのは効率が悪いそうです。
但し、アンテナとブースターの間に最低1mは必要だそうです。そうしないと発振?して、近所のテレビ機器に広い範囲で悪影響を及ぼすそうです。

ブースターは電源を必要とし、電源ケーブルユニットが分離したタイプもあるようです。
分離したものの場合、・・・ブースター - ケーブル - 電源ユニット - ケーブル・・・といったように、アンテナと同じくケーブルを通じて電気を供給できます。この場合屋外にアンテナ・ブースターがあっても、室内から電気を供給できます。


アンテナケーブル
参考:
http://saijiki.sakura.ne.jp/denki6/doujiku.html
http://www.geocities.jp/bokunimowakaru/design-cable.html

室外に置く場合は、窓の隙間やエアコンの壁穴にアンテナケーブルを通して室内に引きこむようです。
いろいろ規格があり、径・グレードの違いがあります。端子自体は同じで胴体部分が異なります。

アンテナケーブルの名称表記は「S-5C-FB」といった感じであり、
S:BS/CS対応、未表記は未対応
5:径
C:インピーダンス
F:素材?
B:素材?
という見方になります。

S/C/F/Bについては汎用性とコストを考えると固定で考えて良いです。値段はあまりかわりませんし、いろいろ混在していると良くないです。
FBのあとに更にLがつく高級品もありますがそれもOKです。

問題は径で、太いほうが信号の減衰が少ないです。
3,4,5,7などあり、アナログであれば3でよかったが、BS/CS/地デジ全てに対応と考えると4以上が必要になる。そもそも信号の減衰があるので、地デジのみだとしても4以上が良さそうです。7以上は業務用ですね。

5:室外から室内・部屋間など長距離に使用、太くて取り回しが難しい
4:部屋内での短めの距離に使用、少し細くて取り回しやすい

の特徴から決めることになります。
というわけでS-5C-FB/S-4C-FBを選べばまず問題なさそうです。


F型接栓
アンテナケーブルは軸の入ったただのケーブルで、テレビ機器などにつなぐ際には端子が必要です。
それが「F型接栓」
F型接栓がすでに装着されたケーブルも多く販売していますが、ケーブルと接栓を買って自作するとだいぶ安いようです。信号のテスターがない場合、不良品が判別できず、問題や故障・火事(?)もありそうです。しかし、テスターなしで自作する人も多いようです。

接栓にはいくつか使いやすさの上での種類があり、
・(普通の)差し込み式
・ナットみたいなので端子と端子を固定するネジ式
・プッシュ式(?)
といったのがあるようです。
普通のタイプが一番信号減衰が少なく、それ以外は効率の面では劣るようです。(本当か?)

関連パーツとして
・延長用接栓(ケーブルとケーブルをつなぐ)
・L字のF型接栓(テレビ機器の端子の方向を変える)
などがあるようです。
L字型のパーツは、最初からケーブルについた既製品もよくあるあれです。



分配器・分波器・分岐器
これらは、1つのアンテナから複数のテレビ機器に繋ぐために使います。
分配器は信号を均等(?)に分ける装置。減衰が大きい。
分波器は信号をBS/CSと地デジに分ける装置。減衰が小さい。
分岐器は信号を必要な分だけ分ける装置。減衰が小さい(?)

分岐器はよくわかりませんでしたが、
基本的には分配器と分波器を使い分けて各機器に信号をわけます。

分配器についてしか調べてませんが
分配器は2分配、4分配があり、例えば4分配で2端子しか使ってないとしても、4分配分の減衰が起こるという情報が一部あります(違うという情報もある)
さらに、使っていない端子にダミー抵抗という製品をつければ減衰しないという情報もあります(逆につけると減衰するという情報もある)
ただし、使ってない端子にダミー抵抗を付けないと、ノイズ混入の意味で他の分配に悪影響を及ぼすことが稀にあるそうです。
ダミー抵抗は高い(700円ほど)ので、上手くいかない場合にはじめてつけてみるのが推奨されているようです。

これらの機器には「全端子電流通電型」「1端子電流通電型」の2種類あり、通常は「全端子電流通電型」をが推奨されているようです。
1端子の場合は、BS/CSアンテナから複数のテレビ機器に信号を通している場合に、決まったテレビ機器の電源が入っていないと、別のテレビ機器でBS/CSが見られないという状況になるようです。
ただし、アンテナと分配器の間に、ブースターとその電源を介せば、この問題はなくなるようです。

ケーブルのS(BS/CS対応)と同じように、分配器にもその対応があります。
2600Mhz対応のものを買えばよいようです。



上記の内容を把握した上で、今度はどのアンテナがよいのか・・・です。
電波塔マップで見たところ、うち(川崎区大師線沿い)は電波塔から結構離れたところのようです。
電界が弱い可能性があるのでやや高性能なアンテナが必要です。

デジサポという総務省のサービスがあり、そこで室内・室外アンテナの1週間貸し出しをやっています。
アンテナはいくつか選べるので、そこで高性能なアンテナを選び、よさそうであればそれを購入することにします。
http://digisuppo.jp/map/33/

サイトの申請用紙を印刷でもしてからFAXするだけでOKです。
見てみるとアンテナはA/B/C/Dにわかれていて、特に特徴とか書かれていません。(書かないのに選ばせる理由がわかりません・・・)
Amazonなどで必死に調べてみたところ
A: YAGI-地上デジタルアンテナ UWPA \4340
※室外アンテナセット付き UWPA-K \6437
※ブースター付き UWPA-UP \7370
B: マスプロ 地上デジタル放送用UHFアンテナ SKYPRISM SPM2 \4980
C: 日本アンテナ 地上デジタル放送受信用薄型UHFアンテナ(中・強電界地区用) UDF80 \7119
※強電界用 UDF60 \6820
※弱電界用 UDF100 \11635
D: DXアンテナ 地デジUHFアンテナ US200 \4827
ということがわかりました。(値段は7月某日時点です)

値段からいってもそうですが、性能を調べたところCのUDF80が一番良さそうです。
これをレンタルしました。

数日後?届いたUDF80をまず、
部屋の邪魔にならないところにおいてみました・・・
→全然駄目

かろうじて許容範囲の窓近く
→全体的に受信レベル45~50でぎりぎり視聴可能、TOKYO MXのみ25~30でほぼダメ

窓の外
→窓近くの室内と同じ

窓近くに置けば視聴はできそうでした。
ちなみに微調整が必要で、やはり指向性の向きは窓と垂直にする必要があり、
壁を通してはダメ、薄い壁なら窓と同程度の受信レベル。
といった感じで、結構制限がありました。
今回は、窓際の棚の上がエアコン穴用の薄い壁で、棚の上にアンテナを置けば室外においたのと同程度の受信レベルが得られるのでそこにしました。
TOKYO-MXはそもそもここ神奈川なので諦めます・・・。

ちなみに受信レベルは手持ちのレコーダー、TOSHIBAのRD-S1004Kの数値です。


というわけで、UDF80を購入して現在は普通に視聴できています。
ブースターも一応買ってあるので、TOKYO-MXが見られないかなぁという期待を膨らませています。
全体的にぎりぎりなので悪天候とかだと見られくなるかもしれませんしね。
ケーブルが無いのでまだ使っていませんが。
ブースターは、BU33L1という製品が評判の割に\4,800と安かったのでそれを買いました。
電源分離タイプなので、アンテナとコンセントが離れていてもヘッチャラです。
(うちはアンテナ近くにコンセントがあるので逆に邪魔なんですが・・・w)


2010-08-31

TOSHIBA VARDIA RD-S1004K でUSBキーボードを使う

うちのレコーダーは TOSHIBA VARDIA RD-S1004Kで、
RDの良いところはUSBキーボードが使えることなんです・・・が。
説明書見ても嘘が書いてあるし、そもそもキー配置が載ってない。
Windowsの感覚と違うので使いづらいです。

そこで、正しいリファレンスURLはこちら
[http://www.rd-style.com/function/usb_key.htm]

かなり快適ですね。
リモコンでの操作はストレスがたまります。
たぶん、認識は起動時なので、挿した後再起動が必要です。